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三浦版 公開:2024年2月27日 エリアトップへ

三浦YEG 「アカモクカレー」開発中 新名物づくりに挑戦

経済

公開:2024年2月27日

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アカモクカレーをスプーンですくう川島委員長
アカモクカレーをスプーンですくう川島委員長

 三浦の発展を目指し、47歳以下の経済人で構成される三浦商工会議所青年部(三浦YEG)が、「アカモクカレー」を開発中だ。日本全土に分布する海藻の一種で、シャキシャキとした食感と粘り気が特徴のアカモク。市内の新たな名物として、将来的には商品化も視野に入れている。

脱・生鮮品

 三浦の特産品といえば、マグロや大根などを思い浮かべる人も多いだろう。生鮮品という共通点があり、「重い」「臭い」「日持ちしない」という欠点があった。そこで三浦YEGのメンバーは、前述とは真逆の「軽い」「臭わない」「日持ちする」の条件を満たすレトルトカレーづくりに挑戦することにした。

健康食に注目

 数ある食材の中で、市内でも手に入れやすいアカモクに着目した。漁網に絡まり、邪魔になるため、かつては漁師から毛嫌いされていたが、食物繊維やミネラル類が豊富に含まれていることから、近年では女性を中心に美容や健康への効果が期待されているからだ。

レシピは決定

 20日夜、商議所内にはスパイシーな香りが漂っていた。メンバーたちは昨年11月、今年1月に続く3回目となる試食会を開催。レシピ開発には、三崎で缶詰やレトルトの加工事業を展開する「家飲み横丁」の荏原秀彰さんが協力した。

 レトルトパウチ包装の中は、同社ブレンドのカレールーのほか、刻んで湯がいたアカモクが全体の50%が入っていた。さらに大根おろしやみそ、タイカレーなどに使用される調味料「レッドペースト」の分量がそれぞれ異なる6種類中から、メンバーが好みの味を投票、レシピは完成した。

 同事業をまとめる研修拡大委員会の委員長を務める川島智徳さんは「ゆくゆくはYEGのイベントでも提供できれば」と展望を語った。今後は、売価やパッケージを決め、一部メンバーからはゆるキャラを作るなどの案も挙がり、次年度の4月以降も継続的に活動に取り組む考えを示した。

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