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三浦版 公開:2024年3月27日 エリアトップへ

下宮田伊東邸 優美なツバキに恋して 「三浦乙女」庭先で満開

文化

公開:2024年3月27日

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凛とした気品を醸し出す「三浦乙女」の花とそれを愛でる伊東さん=3月18日撮影
凛とした気品を醸し出す「三浦乙女」の花とそれを愛でる伊東さん=3月18日撮影

 閑静な住宅街の一角に、深紅や純白、黄みがかった彩り豊かな花が咲き誇る一軒家がある。伊東良孝さん(74)が自宅の庭を「三浦ツバキ園」と名づけ、約400種、600株以上のツバキを栽培。通行人らは圧巻の眺めに足を止め、優美な大輪に見入っている。

 伊東さんは、ツバキの名所として知られる宮城県気仙沼市の出身。移住した三浦の地で、幼い頃から身近にあった花を育てようと、30年ほど前から園芸店や生産者から苗木を買い集めるようになった。小一時間を要する水やりや枝の剪定など1年を通して管理。そのうち鉢が35坪の庭を埋め尽くし、和田にある10坪のビニールハウスでも育てるまでに至った。

 今見頃を迎えているのが「三浦乙女」。伊東さんが理事を務める(一社)日本ツバキ協会が2017年11月に優秀古木ツバキに登録した三浦半島原産の品種だ。原木は葉山町上山口の永津和夫邸にあり、樹齢400〜450年とされる。今年の開花は昨夏の猛暑の影響もあり、1カ月ほど遅れ、淡桃色の花は3月末まで見られるという。

 日本原産のツバキ。その魅力について伊東さんは「種類の多さ、日本の気候に合った育てやすさ」と語り、将来的には三浦半島にツバキ園をつくることを夢見ている。

 所在地は下宮田2320の116、問い合わせは伊東さん【電話】046・888・3007

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