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逗子・葉山

公開日:2012.01.27

マルエツ東逗子店
2月いっぱいで閉店、撤退へ

  • 昨年10月には20周年を迎えた同店

 JR東逗子駅そばにある「マルエツ東逗子店」(逗子市桜山)が2月12日(日)閉店、同月中にも撤退する方針であることがこのほど関係者の話で明らかになった。同店は同地区にある唯一の大手量販店で、買い物客からは戸惑いの声が相次いでいる。



 同店を巡っては、(株)マルエツと同市内で貸しビル業を営む入三商事(株)の間で賃貸契約を巡るトラブルが長年に渡っておきており、現在も最高裁で係争中の状態。入三商事の関係者によると、今年に入ってからマルエツ側から撤退の意向が伝えられたという。



 同店は平成3年にオープン。食料品や日用品を総合的に扱う量販店で長年地域の買い物客を集めてきたが、20年あまりの歴史に幕を閉じることになる。一方、同店は同地区唯一の量販店であることに加え、大型駐車場も完備していることなどから利用客、特に高齢者層からは戸惑いの声が相次いでいる。同店をほぼ毎日訪れるという女性のひとりは「高齢で逗子駅まで買い物に出かけるのは正直つらい。あとに同じようなスーパーが入ればいいけど」と心境を明かした。



 関係者によると同社が撤退した場合も集合住宅などにはせず、同様の食品販売を手掛ける量販店に貸し出す方針。現在すでに4社からの打診がきており、「正式な引渡しの後、選定させていただく」という。また新店舗の開店時期などについては「借主の方の都合によるので何とも申し上げられない」と話した。

 

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