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逗子・葉山 文化

公開日:2014.06.20

海上安全と豊漁願い
大祭で「乙姫」も登場
森戸神社で潮神楽

  • 8座から成る神楽が奉納された

 葉山町無形民俗文化財にも指定されている「潮神楽(しおかぐら)」が16日、森戸神社で行われた。海上安全と豊漁を祈願して行われる江戸時代から続く伝統行事。今年は5年に1度の大祭で、境内は多くの参拝客で賑わった。

 大祭の年には3人の乙姫が船で海を渡り、名島の竜宮を参拝するのが習わし。白い衣装にきらびやかな頭飾りをつけた乙姫が登場すると「可愛らしい」と参拝客らの注目を集めた。恒例の神楽では窯で煮た湯で神事を執り行う8座の「湯立神楽」を奉納。終盤には参拝者に飴や菓子なども振る舞われ、境内には子どもたちの歓声が響いていた。

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