逗子・葉山版 掲載号:2018年7月6日号
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逗子サーフライフセービングクラブのメンバーで女性初の監視長を務める 平井 寿奈(じゅな)さん 東京都在住 20歳

頼られ親しまれる存在に

 ○…「逗子海岸海水浴場に来たら、気軽にライフセーバーに声をかけてください」。市長や来賓、市民らが集まった先月29日の海開き式でこう元気に呼びかけた。65人の仲間とともに、9月2日まで海水浴場の監視業務を担う。「しっかりコミュニケーションをとることで、安心・安全にもつながる。海を良く知るお兄さん、お姉さんとして、来場者により近い存在になりたい」と意気込みを語る。

 ○…兵庫県出身。3歳から水泳をはじめ、小学校でトライアスロン、中学、高校ではフィンスイミングに打ち込んだ。早稲田大学に進学後、「得意な泳ぎを生かしたい」とライフセービングサークルへ。同サークルでは、シーズン前に関東各地の海水浴場の代表者が説明会を実施し、メンバーたちはどこへ行くか判断するのが慣例。「逗子のクラブは設立からまだ日が浅く、『一緒に一から作り上げませんか』という言葉に共感した」。それから、夏は逗子で過ごす生活が始まった。

 ○…いつ何が起きるかわからない状況の中、常に冷静に周囲を見渡して指示を出す姿勢が監視長には求められる。「普段は夏が近づくとワクワクするけど、今年は緊張のほうが大きかった」。責任の重さをひしひしと感じているが、「私は泳ぐことと人と話すことが大好き。これまでの経験や学んだことを全てぶつけたい」と笑顔で語る。

 ○…今は大学へ行く日を最小限に抑え、残りは逗子海岸にいるというライフセービング中心の生活。クラブが用意した宿泊所でメンバーと共同生活をしており、充実した日々を送る。初めて逗子に来たとき一目ぼれした美しい湾や江の島と富士山を望む眺望。ここにしかない魅力と楽しい夏の思い出を多くの人と分かち合うため、今日も元気にビーチに立つ。

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