逗子・葉山 人物風土記
公開日:2025.11.21
若者向け「学習スペース」の運営を始めた「Hayama-de」の代表を務める
須釜 杏菜さん
葉山町一色在住 22歳
身も心も葉山漬け
○…葉山町の子どもや若者を中心とした地域の居場所作りに取り組む「HAYAMA居場所プロジェクト」でのボランティアや、町外でも教育支援の活動に携わってきた。今年5月、友人らと任意団体「Hayama-de」を立ち上げ、目標としている葉山に関わりのあるユース世代に向けたコミュニティー運営に邁進している。
○…一色小を卒業後、横浜の中高一貫の私学に進学した。自分同様に進学を機に町外に出る子どもは多い。結果的に同世代と葉山で会う機会は少なく、集まれる場所もない。学校では「葉山ってどこ?」と言われることもしばしば。自然と意識は地元に向かった。また、学校の友だちとはシビアな話をしづらいこともある。さらに学生時代は異世代との交流も少ない。そこで「地元でいろいろな交流ができる場を自分で作ってみよう」と団体を立ち上げた。
○…小学生低学年では水泳、合気道などの習い事。高学年になると「勉強の視野を広げたい」と中学受験のために塾通い。中学・高校時代はバドミントン部で汗を流した。大学生になるとボランティア活動に積極的に参加。組織は上下関係ではなく、人とのつながりが土台になるということを学んだ。一方で、社会を知るために、コンビニ、飲食店をはじめ塾講師、警備、フィットネスクラブの受付、空港関係など多くのアルバイトに精を出した。何事にも全力投球の頑張り屋だ。
○…「葉山が好き。空気感や時間の流れ方がいい。場所で言えば芝公園からの富士山」と目を輝かせる。人のつながりのネットワークの強さも魅力で「防犯や安心感にもつながる」と強調する。最近、地元の伝統を受け継ぐ意味で「木遣り」も始めた。とことん葉山にこだわっていく。
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