逗子・葉山版 掲載号:2018年11月30日号 エリアトップへ

逗子市長選 財政・総合病院誘致で舌戦 現・新一騎打ちへ

政治

掲載号:2018年11月30日号

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 任期満了に伴う逗子市長選(12月9日告示、同16日投開票)の動きが活発化している。8年ぶりの選挙戦となる公算で、桐ケ谷覚氏(新人・無所属)と平井竜一氏(現職・無所属)が出馬を表明しており、一騎打ちとなる見込み。これに先立ち、12月5日には公開討論会が開かれる。(紹介は出馬表明順)

「危機は終わっていない」

 「財政危機は終わっていない。今、歳入と歳出の構造を根本から変えなければ、先細りしてしまう」と訴える新人の桐ケ谷氏。「長期的な視点で危機は予測できた。その対策を講じてこなかった」と平井氏の財政運営を批判。「今の市政に必要とされているのはビジネス感覚」とし、桐ヶ谷材木店を工務店キリガヤに育て上げた経営者の経験をアピールする。「トップセールスで企業の本店誘致や、起業支援に取り組みたい」と語り、子育てや教育支援を拡充し、若い世代の移住促進や税収の増加につなげたい考え。

 総合病院誘致については「まず立ち止まり、全体を見直し、最善の方法を探る」と慎重な姿勢を示した。

「病院実現目指す」

 4期目を目指す現職の平井氏。財政については「これまで行政サービスの高い水準を維持するために、前年度の繰越金(決算黒字)を全て充当してきたが、緊急財政対策でその構造を転換。その年の歳入で歳出を賄う財政規律を構築した」と説明。2017年度決算が黒字となり、「危機は脱した」とする。

 この4年間で評価できる施策に療育教育総合センターを挙げ、「特別な支援が必要な子どもに対する一貫した支援を提供できるようになった」とアピール。最重要施策には総合病院誘致を掲げ、「病床数や医師の確保などいくつもの困難が予想されるが、市民の期待に応える総合病院は必ず実現できる」とした。

5日に公開討論会

 市長選に先立ち、12月5日(水)、逗子文化プラザで2つの団体が昼と夜、公開討論会を開く。

 地域密着の情報を発信しているウェブメディア「逗子葉山経済新聞」が主催する討論会は午後1時30分から3時30分まで。参加費100円。事前申込不要。

 また、一般社団法人逗子葉山青年会議所が主催する討論会は午後7時から。コーディネーターは埼玉大学の石阪督規教授が務める。定員500人。会の模様は同団体のフェイスブックページで中継される。
 

平井竜一氏(52)
平井竜一氏(52)
桐ケ谷覚氏(69)
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