星座にまつわるエトセトラ 秋の日は釣瓶(つるべ)落とし
「秋の日は釣瓶(つるべ)落とし」という言葉を聞いたことがありますか?「釣瓶」とは井戸の水を汲むための道具で、縄をつけた容器。縄の端をもってこれを井戸に投げ入れ、水が入ったら引っ張り上げるというもの。深い井戸には滑車がつき、カラカラと持ち上げます。
冒頭の言葉は秋の日が落ちるのが速く、釣瓶が落ちるようだということ。それほど速いのでしょうか?急転直下なのかというと、夏の太陽の方が地平線に入る角度が90度に近い。では日の入り時間はというと、今年の8月1日が18時47分。9月1日は18時10分で37分早くなりました。10月1日は17時26分で、なんと1カ月で53分、8月と比べると90分も早い。その後、11月1日は16時47分、12月1日は16時29分とだんだん緩やかになります。秋になると夏の頃はまだ明るかった時間なのに、気づけばすっかり暗くなっています。
|
<PR>
|
|
|
|
|
|