葉山町内に3つある海水浴場が今月2日、海開きを迎えた。昨年はコロナ禍で断念したため2年ぶりとなった。町は今夏のルールや感染症対策を策定し、来場者に順守の徹底を呼びかけている。
あいにくの雨となった海開き当日の今月2日、森戸神社本殿で海上保全祭が行われた。山梨崇仁町長や栁新一郎商工会長のほか、森戸、一色、長者ヶ崎・大浜海水浴場の関係者らが出席。今夏の海岸の安心安全を祈った。
各海水浴場の開設期間は8月31日(火)まで。遊泳時間は午前9時から午後5時までで、海の家の営業時間は午後8時45分まで(各店によって異なる)。
町では開設に先立ち、県が示した「神奈川県海水浴場ルールに関するガイドライン」に基づき、独自のルールを決定した。
具体的な内容として、▽海の家以外(砂浜など)での飲酒禁止▽バーベキュー等の火気の使用禁止▽大音量で音楽等を流すことを禁止▽身体的距離の確保や手洗いの励行等の感染防止対策をライフセーバー、マナーアップ推進員の巡回及び場内放送により指導・呼びかけを実施▽海の家では「神奈川県感染防止対策取組書」により、アルコール消毒、身体的距離を確保した席の配置及び従業員のマスク着用等の感染対策を徹底▽海の家ではボーカル(生歌)のあるイベント等を行わない▽公衆トイレ等パトロール員を巡回させ、海水浴場周辺の道路や、公衆トイレに投棄されたごみを回収する、などと定めている。
ルールを守らない来場者に対しては「マナーアップ推進員らが粘り強く順守するよう呼び掛けていく」とした。
また、県に緊急事態宣言が発令された際には海水浴場は閉鎖し、海の家は休業になる。
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