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逗子・葉山 経済

公開日:2022.01.21

「け」のオリジナルチョコ完成
理容店がスイーツ店とコラボ

  • 「け」と書かれたチョコを持つ二コラさんと太郎さん

 葉山町で夜だけオープンする「山口理容店ナイトバーバー」(下山口1494)が「ニコラ&ハーブ葉山本店」(一色1723の1)とコラボし、店のシンボルが詰まったオリジナルのチョコレートが誕生した。

 ナイトバーバーを切り盛りするのは4代目の山口太郎さん。昼間に店に立つ父の昌夫さんがオリジナルブレンドコーヒーを作っていたことから、それに合うスイーツを用意したいと思っていたという。「ニコラ」の前を通った際、フランス国旗と床屋のシンボル「サインポール」のトリコロールカラーが同じことに縁を感じて昨年11月、直談判した。

 パティシエでショコラティエのニコラ・モローさんは、太郎さんの要望を聞きながら試作を重ねた。山口理容店の暖簾に書かれた「け」の字を中央の白地に乗せ、左右に青と赤を配置するデザインに決定。カカオバターで鮮やかな色を表現し、艶を出すために丁寧にテンパリング。色ごとに乾かす必要があるため、1つ作るのに3日間かかるというこだわりぶりだ。砂糖は使わず、地元・石井養蜂園のハチミツを使用し、優しい甘さに仕上げたという。

 ニコラさんは「地元のお店とコラボするのは今回が初めて。良いものができて良かった」と話し、「味は食べてみてのお楽しみ。これからもナイトバーバーを軸に、葉山で面白いことをやっていきたい」と太郎さんは話していた。

 このチョコレートは一般販売しておらず、山口理容店ナイトバーバー来店者に数量限定で提供される。

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