逗子・葉山 コラム
公開日:2023.01.20
星座にまつわるエトセトラ
「プラネタリウム100年」
私がプラネタリウムと出会って50年。あの日から星が好きになり、今は星を見上げる楽しさを伝えることを生業とさせていただいています。
そのきっかけになったプラネタリウムは、今年100周年を迎えます。現在、高精細のプロジェクターを使った「デジタルプラネタリウム」もありますが、ドームの真ん中から星空を映し出す「光学式プラネタリウム」は100年前にドイツで誕生しました。これは星の位置を正確に表した恒星原板に光を通して、さらにレンズを用いて星を映し出す仕組み。その源は紀元前にまで遡り、一つは球体に星や星座、黄道や赤道が描かれた天球儀で、もう一つがプラネタリウムというの名前の元となった惑星の動きを再現する天体運行儀です。これは1781年にオランダのアイゼ・アイジンガ氏がリビングに造られ、今は博物館になっています。
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