逗子・葉山 コラム
公開日:2023.03.03
「今どきのお墓事情」 vol.10
人生100年時代今から始める終活のススメ
このコーナーでは、終活カウンセラー協会認定講師で、「ずしエンディングノート」の制作や市主催の終活セミナーなどで講演する稲恵美子さん(2級ファイナンシャルプランナー・逗子市在住)が人生100年時代の終活について解説します。
「うちは娘2人でもう嫁いでいるので、墓は持たない」「地方の実家には帰らないので、墓じまいしたい」...。少子化の進行によって家族のカタチが変わるのにあわせ、供養のカタチも変わってきています。
海洋散骨・樹木葬・宇宙葬・納骨堂・手元供養など、方法は多様化しています。一族のお墓を継承するのではなく、夫婦や家族単位で完結したいという視点から、近年ではコスパが良い樹木葬の人気が上昇しています。シンボルツリーの周囲にプレートがあるタイプや合祀など、お寺によってそのスタイルは様々ですが、一昨年のお墓購入者の約40%が樹木葬というデータもあります。
価格は管理費含めて30〜80万くらい。納骨堂は室内なので天気に左右されず墓参できますが、樹木葬は開放的で明るく、花に囲まれ、土(自然)に還るイメージが好印象のようです。石原慎太郎氏は昨年4月に葉山の海で海洋散骨しましたが、それは一部。菩提寺は逗子市にあるそうです。
墓地は寺院・民営・公営と経営する母体によって管理などが異なります。都営の青山霊園は今でも200〜900万の使用料(購入ではない)という破格な条件のなか、抽選率13倍という断トツの人気です。自分のお墓はどうしたいか、多様な選択肢の中から継承者とよく話し合ってエンディングノートに書いておきましょう。
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