「海洋散骨とは?」 vol.22 人生100年時代今から始める終活のススメ
海洋散骨が5年間で2・5倍と急増しています。(令和5年日本海洋散骨協会の実施は2611件)。令和2年に厚労省が自然環境への配慮を定めた事業者向けガイドラインを発表し、ルールと適法化が明確になりました。令和4年に亡くなった石原慎太郎さんが葉山町沖で一部散骨をして、注目されたことも広まった要因です。
海洋散骨はパウダー状にした遺骨を海にまくのですが、実際どのような流れになるかというと。【1】亡くなった病院に行き、ご遺体を搬送【2】火葬場の予約日まで葬儀社でご遺体安置(1日1万円〜)、納棺。通夜、葬儀、僧侶による読経【3】出棺、火葬場へ搬送。遺骨は海洋散骨の業者に安置し、パウダー化。(2万円〜葬儀社ではない)【4】海の状態を見て出港。
プランは、遺族は乗船せず業者スタッフにお任せすると5万円〜。他の遺族との乗り合いは12万円〜。身内だけのチャーター船であれば(5人の小型船)24万円〜。(10人以上は中型船)30万円〜。【2】の簡略化を希望する人も少なくなく、代々継承するお墓を持たない、という理由から海洋散骨を選択する人も増えています。
送迎の車や骨壺、遺影、棺などは選択するものによってかなり価格差があります。さらに逗子・葉山には公営の火葬場がないため火葬料金が他の自治体に比べて割高になるのは否めません。
|
|
|
|
|
|