「親の終活【2】」 vol.26 人生100年時代今から始める終活のススメ
子世代が、親の終活で知りたいことは【1】実家をどうするか、【2】預金通帳などの保管場所、【3】財産(金融関係)、【4】遺言書やエンディングノートがあるかです。
一方、親は【3】以外は早めに子どもに伝えたいと思っています。財産関係は、金の切れ目が縁の切れ目?で最後まで伏せておきたい気持ちもわかりますね。子供が1人であれば問題はないのですが、兄弟は他人の始まりといわれるように、連れ合いがいる年齢になるとすんなりとはいきません。「実家は親の面倒を見てくれる娘にあげたい」という親心があっても、子世代が生活の基盤が確立している場合は、実家を処分して現金化してほしいという要望も多いのが実情。ざっくばらんに、お互いの希望を話しあってみましょう。
さらに処分の前には家の整理が大変になります。生前整理は親とは価値観が違うのは当然なので、捨てるではなくて、お気に入りを残しておく、室内での危険や転倒を避けるための整理という発想に転換しましょう。いつかやる、のいつかは永遠に来ません!業者に依頼する場合はネット情報より経験者からの口コミをお勧めします。
あくまでも親のためという気持ちをわかってもらうことが大切。まず自分がエンディングノートを書いてから、親に渡すなど、終活を親と子供で一緒にやることが当たり前になるといいですね。
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