星座にまつわるエトセトラ 「小惑星のかけら」
火星と木星の間の小惑星帯には直径1Km以上のものが100万〜200万個あり、それより小さなものを入れると相当な数があります。そして、小惑星にはタイプがあります。C型は炭素が主成分。S型はケイ素を多く含み、M型は金属質。はやぶさがサンプルリターンしてきた小惑星「イトカワ」はS型、はやぶさ2が行った「リュウグウ」はC型です。この二つの小惑星から持ち帰った粒子サンプルを見る機会がありました。イトカワの粒子は目に見ることができない大きさ。約51マイクロメートル。顕微鏡で拡大して、ようやく見ることができます。ケイ素はガラスの元になり、イトカワはカンラン石の成分が多く、顕微鏡で見る欠片も透明感があって美しかったです。リュウグウのサンプルは約3ミリの黒い破片でした。この実物を12月17日から1月13日まで国立科学博物館で見られます。
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