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逗子・葉山 コラム

公開日:2025.01.10

「新ずしエンディングノート」 vol.30
人生100年時代今から始める終活のススメ

 ずしエンディングノートがリニューアルしました。表紙と内容が少し変わり、進化している終活の項目に対応。例えば、お墓に墓じまい、お葬式に一日葬、契約は有料アプリなどを加えて表にまとめました。思い出のページの地図は逗子市内から日本地図に変え、自分の出身地や過去の旅行先、これから行きたい場所などを書き込みます。家系図も相続人が把握しやすくなり遺言書を作成する際に役立ちます。

 また、エンディングノートの保管先や緊急連絡先を市に登録する「終活情報登録」や亡くなられた際の各種手続き「おくやみハンドブック」の紹介も追加しました。

 エンディングノートは大病を患ったなど、なにか背中を押してくれるきっかけがないと、なかなか筆が進みません。広報ずし12月号の終活特集を参考に、書き上げることが目的ではなく書くことで自分の人生を考えるという視点で、自分なりの終活を整理すると書きたい項目が見つかるはずです。「終活のはじめの1歩がエンディングノート」ととらえましょう。もちろんパソコンで作成することもできますが、お勧めは手書きです。

 友人は、ご主人から手紙をもらったことがなかったので、エンディングノートが最初で最後のラブレターだといって、ご主人が亡くなった後に何度も読み返し涙の跡がにじむほど...大事な宝物になっていました。

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