逗子・葉山 コラム
公開日：2025.07.11
星座にまつわるエトセトラ
「おうし座の両眼が輝く日」
この時期、21時くらいに赤い１等星のアンタレスが南の空に輝き、さそり座が確認できます。そこから顔を天頂に向けると夏の大三角が見えます。こと座のベガ、わし座のアルタイル、はくちょう座のデネブ。まさに夏の夜空です。そして、夜中を過ぎると秋の星座たちが南の空に見えてきます。その中には土星も紛れています。土星は惑星なので、毎年季節毎に決まったところに見える訳ではありません。今は、くじら座の尻尾辺りに見えています。更に時間が進むと東の空に、おうし座の肩にある、すばる（プレアデス星団）が昇ってきます。その後を追うように、赤いアルデバランも見えてきます。そう、もう冬の星座です。今年の７月13日の早朝、いつもはおうし座の右目にアルデバランが光っていますが、この日は左目も輝きます。それは、おうし座の左目辺りに金星がいるからです。
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