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藤沢 社会

公開日:2011.02.04

大庭のフォークグループ
高齢者元気づける「想い出の渚」
楽器片手に各地訪問

  • 湘南ライフタウン在住者を中心にメンバーは現在11人。「当時はもてたくてギターを始めた」など懐かしい話にも花が咲く

 藤沢市の湘南大庭市民センターを中心にフォークソングをギターを弾きながら歌うグループ「フォークフレンズ」が活動している。



 同グループは2002年に結成。当初は3人で活動していたが、少しずつメンバーが増え、現在は40代から60代の男女11人で活動しているという。



 5年前からは地域のお祭りで演奏を披露したり、高齢者グループホームなどへの慰問演奏も開始。昨年は8回演奏を行った。「みなさんすごく喜んでくれて、涙される方も。演奏が終わるとこの次も来てほしいといわれてうれしい」と話す。



 メンバーの多くはフォーク世代。フォークの魅力を「いつの時代もすたれないこと」「若い人でも入ってこられる親しみやすさ」という。



 必ず最初に演奏するのが「想い出の渚」。「この曲は昔から歌っているぼくらのテーマソング。みんなこの歌が好きだし、湘南の歌でしょ。盛り上がるのと、演奏しやすいのもあって」と代表の狼芳明さんは笑う。これまで「瀬戸の花嫁」や「今日の日はさようなら」など30曲ぐらいを演奏、楽譜は100曲ほど用意しているという。活動は月に2回、毎回約4時間、同センターで練習をしている。



 狼さんは「今年はレパートリーを増やし、少しずつうまくなっていきたい。慰問演奏もしていければ」と話していた。

 

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