ダイエー藤沢店が８日、リニューアルオープンした。当日は午前９時の開店を前に約５００人の市民らが列を作り開店を待ちわびた。
列の先頭に並んだ男性は朝６時過ぎから待っていたといい、「ダイエーがなくなって買い物場所に困っていた。オープンは非常に嬉しい」と話した。
開店前のセレモニーには、（株）ダイエーの桑原道夫代表取締役社長、同店の土地所有者である（株）ミルスペースの田中正明代表取締役社長らが出席、テープカットを行った。
桑原社長は「地域の期待をひしひしと感じている。惣菜コーナーの充実など新しいライフスタイルに対応し、ダイエーの中でも日用品・食料品に特化したモデル店として位置づけ、年商30億を目指していきたい」と話した。
ダイエー藤沢店は１９７４（昭和49年）にオープン。88年３月にトポス藤沢店、２００６年４月に再びダイエー藤沢店に業態変更を経て、藤沢駅北口のランドマークとして市民に親しまれてきた。
しかし、建物の老朽化により、09年頃からダイエーとミルスペース間で建て替えの協議が重ねられ、昨年８月に旧店舗は一旦閉店、今回のオープンに向けて全面建て替えを行っていた。
新店舗は鉄骨造の地上２階建て。売り場面積は３９４４平方メートル。年中無休で、営業時間は食料品などの１階が午前９時から午後11時、日用品などの２階が午前９時から午後９時まで。駐車場は約２３０台、自転車は約２００台収容できる。
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