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がん患者の「痛み」「苦しみ」を軽減 Q・緩和ケアとは? 4月、緩和ケア病棟開院 取材協力/藤沢湘南台病院
―今春、緩和ケア病棟がオープンしますね。
「昨年の4月より1号館西側(国道467号線側)に地上3階建、延べ床面積約1988平方メートル、増築棟の建築工事を始め、4月1日の開院を予定しています。
1階は外来、日帰り手術室、化学療法室、2階は会議室・研修室、緩和ケア病棟専用機械浴室などが入ります。そして3階が緩和ケア病棟になります。
11床の個室と4床室2部屋の19床で、ゆっくりとケアを受けて頂くことを念頭にプライバシーへの配慮、また、デイルームはくつろげる空間づくりに力を入れ準備を行っています」
―緩和ケアとは。
「『緩和ケア』は、終末期だけではなく、がんと診断された時、がんの治療をしている時、再発した時など、どのような時期でも、がん患者様の『痛い』『苦しい』『気が晴れない』などの悩みを緩和することで、こころ安らかに緩和することで闘病生活ややりたいことを実現できるケアです。
緩和ケア病棟とは、がんそのものの治療で、手術や抗がん剤を用いての治療は行いません。症状によって出現する、身体的・精神的なつらさに対して症状を緩和させる目的としたケアを行う病棟です」
―特徴は。
「医師、がん看護専門看護師、看護師、ソーシャルワーカー、その他コメディカルスタッフがチームを組み患者様やご家族の多様なニーズを充たす専門的な視点で援助をしていきます。患者様やご家族が望む場所で、闘病生活や療養の場が提供できると考えています。患者様やご家族がプライベートな時間を過ごし、癒しを感じられるような病棟を整備していきます」
―開院へ向け、目標は。
「がんによって生じた悩みを抱える患者様やご家族の方に、がん治療による闘病生活や、あるいは、人生でやりたいことを実現できるように、医療やケアの視点からお手伝をしていきます」
神奈川県藤沢市 財団法人同友会 藤沢湘南台病院
〒252-0802 神奈川県藤沢市高倉2345
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