田代監督から記念品を受け取った高橋選手（右）
湘南クラブボーイズ（田代栄次監督）出身で、中日ドラゴンズに入団した高橋周平選手（東海大甲府高校３年）の「入団激励会」が先月17日、グランドホテル湘南で行われた。当日は来賓や関係者、湘南クラブの現役選手らのほか、小学校時代に所属した善行野球スポーツ少年団の関係者、選手ら、合わせて３００人以上が集まった。
本人の選曲というＫＡＲＡのヒット曲「ミスター」に乗って登場した高橋選手は、壇上に座り、時おり緊張した表情を見せながら激励や祝福に応えていた。
花束贈呈では、湘南クラブの小笠原慎之介選手、善スポ少年団の宮島滉平選手が激励の花束を渡し、「プロでも野球頑張ってください」「プロで待っていてください」と言葉をかけると、高橋選手は笑顔で受け取っていた。
田代監督は「高橋選手の一番の才能は努力が続けられること。走塁や守備は努力で伸びた。みんなに応援される選手になってほしい」と話し、記念品を手渡した。
高橋選手は「湘南クラブの練習は厳しかったが、自分を成長させてくれた。頑張って結果を残すことが支えてくれる人たちへ一番の恩返しだと思う」とあいさつした。
高橋選手は高校通算71本塁打の強打者として注目され、昨年のプロ野球ドラフト会議で３球団が１位指名で競合、先月13日に中日に入団した。背番号は31番に決まった。
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