横浜銀行鵠沼支店(古畑優支店長)の銀行員2人が先月23日、振り込め詐欺被害の未然防止に貢献したとして藤沢警察署(星良一署長)から感謝状が贈られた。
今回、贈呈を受けたのは同銀行ロビー係の森ふたばさんと事務チーフの松丸早苗さん。
被害者は夫婦2人暮らしの70代女性。先月14日に藤沢市内に住む長男を名乗った男から「病気になった。携帯が壊れた」と電話があり、翌日、犯人から聞いた携帯に連絡をしたところ、「女性を妊娠させてしまい、相手が立てた弁護士から慰謝料100万円を請求されている。お金を振り込んでくれ」と言われ信用し、同銀行を訪れた。
同銀行にやってきた被害者に、森さんが声をかけたところ「妊娠させた息子のために100万円が必要で、下ろしにきた」という話を聞きだした。振り込め詐欺の被害者ではと判断し、上司の松丸さんに報告、別室で2人が女性を説得した。確認のため、息子の以前の携帯番号に連絡をした結果、だまされていたことが判明したという。
同署管内では1月末に今年初めて振り込め詐欺の被害が発生、被害拡大に警戒を強めていた。
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