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藤沢 人物風土記

公開日:2012.07.20

ふじさわ観光親善大使を務める
つるの 剛士さん
藤沢市在住 37歳

気さくな”親”善大使



 ○…黒く焼けた肌に白い歯が爽やかに光る。藤沢市に住んでいることから観光親善大使に選ばれた。「まさか自分が選ばれるとは思わなかった」と驚く一方で、「藤沢は一生住みたいまち。サーフィンも農園もやってるし、パパ友もいる。自分が密着してるからこそ、藤沢の良い部分をPRしていきたい」と意気込む。良い意味で肩の力の抜けた藤沢の雰囲気が好きという。「毎朝、ツイッターで藤沢のことをつぶやいてます」と、自身も自然体でいられるようだ。



 ○…福岡県北九州市生まれ。その後父親の転勤で、広島県、大阪府と転々とした。芸能界を目指したのは小学2年のとき。「隣の席の女の子が女優さんをやっていて。仕事で学校を休むのがカッコよくて」と笑う。昔から、一つのことに熱中していくタイプ。だからこそ、芸能界という狭き門も開けたのだろう。将来は「枠にとらわれず、歌も芝居も色んなことに挑戦していきたい」と真剣に語る表情は、普段テレビで見せる顔とは少し違い、凛としていた。



 ○…2008年に藤沢へ。1男3女のパパで、イクメンとしても有名だ。「自分ではイクメンなんて言ったことないんですよ。ただ、奥さんのストレスを少しでも減らしてあげたいから」と積極的に育児や家事に参加する。現在は市内用田に「つる農園」を持ち、週2日通っている。「昨日もきゅうりを収穫して。子どもたちも物のありがたみが実感できる。今は、紅芯大根を作ろうと計画中なんです。縁起が良いから」と楽しそうに話す。



 ○…藤沢をPRするために、5人組バンド「つるの剛士とSeacandles」を結成。湘南をテーマにした海歌謡を製作中という。「まだどこにも言ってない話」とこっそり教えてくれた。「まちで見かけたらどんどん声を掛けて」と話す気さくな性格が、人を惹きつける魅力なのだろう。

 

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