藤沢の医療を考える集い 取材協力/鈴木紳一郎医師
藤沢市医師会(武内鉄夫会長)が主催する「藤沢の医療を考える集い」が11月27日(水)、藤沢市民会館小ホールで開催される。時間は午後7時から9時。参加は無料。予約不要。「終末期医療を考える」をテーマに専門医師や特別講師が講演する。詳細を同医師会・鈴木紳一郎副会長に聞いた。
―医療を考える集いは、今年で8回目となりますね
藤沢市医師会は、市民の方々の目線で健康や生活を支える取り組みを行っています。この集いは、毎年テーマを決めて私たちの取り組みや、医療の現実、これからの医療などを皆さんとともに考えていこうと始めました。
―「終末期医療」が今回のテーマになっています
人生の最期の時、「あなたなら、どうしますか?」ということを一緒に考えていきたい。「家族に迷惑をかけたくない」「突然病に倒れたら」など心配されている方も多いと思います。
集いでは、医師会の専門医が【1】在宅での看取り【2】病院での看取り【3】訪問看護師から見た看取り、3つの演目で話します。また、特別講師に東京大学大学院客員研究員の箕岡真子先生を招いて講演を行います。
―現在の医師会の取り組みを教えてください
高齢者が最も多くなるのが2025年だといわれています。私たち医師会は、在宅医療の体制作りに力を入れています。まだまだ不十分ですが、在宅医療連携拠点づくり、協働研修実施による人材育成などに取り組んでいこうと考えています。集いでは、私たちの取り組みも紹介します。
―来場者にメッセージをお願いします
最期の時、何を望み、何をしてほしいのか、生き方を考えるきっかけにしてほしいと思います。終末期医療は、一人で考えることではなく、家族や親族といっしょに話し合うことも大切です。多くの人に来場していただきたいと思います。
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