「長後愛」込めた短編が佳作 東京ビデオフェス
NPO「長後塾」が制作した短編ドラマ「ゴーちゃん長後にやってきた」が、「東京ビデオフェスティバル2014」で佳作を受賞し、1月18日に都内で行われた表彰式で表彰された。
『市民による市民のための映像祭』と銘打った同フェスティバルは、NPO法人 「市民がつくるTVF」が主催する映画祭。ビデオ作品の制作や発表を通じた、コミュニケーションの活性化を目的に開催されている。同作品は1次審査を経て、国内外からの応募総数172作品の中から入賞30作品(優秀作品賞10、佳作20)の一つに選ばれた。
塾長の横山俊明さんは「まさか佳作とは驚いた。みんなが楽しみながら制作したことが伝わったのでは」と話している。
宇宙人も好きになる街
物語は「宇宙人も好きになる街・長後」をテーマに、ゴーチョ星からやってきた宇宙人・ゴーちゃんが住民に支えられ、長後の街に馴染んでいくという人情ドラマ(15分28秒)。「おもちゃ屋明石」の山川幸一郎さん(41)扮するゴーちゃんが、長後の魅力をインタビューする形式で撮られている。エンディングでは、即興で作ったご当地ソング「長後よいとこ音頭」が合唱されるなど、チームワークの良さや、街への愛着が随所に表現されている。
撮影は2012年夏から13年3月まで、長後塾とNPO法人湘南市民メディアネットワーク、藤沢市によって行われた。「寒くて凍えながら撮影した」という真冬の夜の商店街をはじめ、夏の果樹園、神社での祭りを舞台に、同塾メンバーをはじめ店主や客、地元住民ら約30人が出演している。同塾では「多くの人に見てもらう機会が増えて嬉しい。ぜひ見て」と話す。
ドラマは作品名で検索。YouTubeで視聴可能。
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