意見広告 さがみロボット産業特区の効果 神奈川県議会議員 国松 誠
昨年、藤沢市を含む9市2町が「さがみロボット産業特区」に指定されました。これは、ロボットを開発する企業やロボットの活用が期待される現場などが集積していること、そして地域を挙げて特区を推進していこうという姿勢などが評価されたものであります。
福祉関連(介護・医療や高齢者の生活支援)や災害救助関連でのロボット活用が期待されており、実用化に向け、既に開発・実証が進められています。
現在の想定では、「さがみロボット産業特区」による平成29年度の経済効果は、研究開発・実証実験等で約185億円、関連産業の集積により約1870億円、合計で約2055億円と試算されています。
県としては、さがみ縦貫道路沿いにある工業系の特定保留区域(現在は市街化調整区域ですが、将来的に市街化区域に編入し工業用地としていく区域)をいち早く工場等の用地として活用できるよう、県の規制を緩和する方針を打ち出しています。
藤沢市に於いても、アズビル(旧山武ハネウェル)や、藤沢市内で実証実験を実施している富士ソフトなどの企業も参入しています。また、この特区のシンボル施設である湘南ロボケアセンターが辻堂駅前の湘南C―Xに誘致されました。
JAXAは相模原市にありますが、指定された9市2町でもいち早く動き出した藤沢市は、鈴木市長をはじめとする行政や市議会が積極的に取組んでいる姿勢の表れです。これによって、企業誘致による雇用拡大や経済効果が期待できます。
能登地震に学べるか。3月29日 |
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