神奈川県内を南北に通るさがみ縦貫道路が全線開通し、初めてのゴールデンウィーク(GW)を迎える。藤沢市観光課では、湘南地域へのアクセス向上で、例年よりも多い人出を予想している。
市観光課によると、過去3年間のGWの観光客数は、2012年が47万人、13年が53万人、14年が48万7千人。天候の良し悪しや曜日の違いなどでばらつきはあるが、平均は約49万人。今年は、例年を上回る50万超の人出を予想している。
さがみ縦貫道路の開通により、県北部はもちろん埼玉県や群馬県などから湘南地域へのアクセスが向上した。市でも昨年7月と10月に、埼玉県、群馬県などで観光キャラバンとしてPR事業を行った経緯があることから、その効果にも期待している。
同課は「全線開通してから埼玉や群馬ナンバーの車を多く見かけるようになった。日帰りで遊びに来られるのでGW中もたくさんの方に藤沢へ足を運んでほしい」と話している。
市内で一番の観光スポットになる「江の島」では、4月半ばから6月まで島内のサムエル・コッキング苑などで、様々なイベントを行い集客を図っている。
主催する江ノ島電鉄(株)でもGW期間中は例年よりも多い人出を予想しており、1日平均5千人以上を見込んでいる。
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