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藤沢 社会

公開日:2015.11.13

健康寿命をのばす生活
11月19日 医療を考える集い

  • インタビューに答える姫野医師

 ―「健康寿命」がテーマになります。

 私は循環器科の医師なので、心臓病や血管病などの重い病を治療することが多くあります。日々、病院で患者さんと接していくと、「元気でいるとき」を「長く」することが、とても大切だと感じ「健康寿命」をテーマに選びました。

 ―当日の内容はどのようなものですか。

 健康で長生きするには、予防が大切です、当日は、循環器内科、内科、耳鼻科、眼科、整形外科などの専門医が、各分野の病気の予防方法をお伝えします。例えば、嚥下障害、緑内障、ロコモティブシンドローム、脳梗塞や心筋梗塞の原因につながる動脈硬化のことなど。毎日の生活や暮らしの中でのアドバイスをします。

 また、市民の方との質疑応答や、サプリメント、ぴんぴんコロリになるには、などもお話する予定です

 ―藤沢市の健康寿命は何歳ですか?

 健康寿命はさまざまな定義がありますが、藤沢市は介護保険の情報を基に算出しています。男性が79・9歳、女性が84・0歳です。平均寿命との差は男性が1・2年、女性が2・8年になります。この差を縮小していければ、皆さんが長く元気でいることにつながっていきます。

 ―最後に来場者にメッセージをお願いします。

 藤沢市医師会は、市と力を合わせて健康増進計画を推進しています。いつまでも住み慣れた地域で、からだも心も元気でいきいきと暮らし続けるよう努力してまいります。健康寿命は関心の高い話題です。会場に足を運んでいただき、私たち医師と共に健康について考えましょう。

 公益社団法人藤沢市医師会(鈴木紳一郎会長)が主催する「第10回藤沢の医療を考える集い」が11月19日(木)、藤沢市民会館小ホールで開かれる。午後7時から。入場無料。地元の医師が、市民と藤沢の医療を考えることを目的に毎年開いているもので、今年は「健康寿命を考える」をテーマに専門医らが健康に老いるためのポイントを伝える。実行委員長の姫野秀朗医師に話を聞いた。

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