ロボット産業へ挑戦する企業の発掘を目的とした「第1回藤沢ロボット産業研究会」が1月18日、藤沢商工会館で開かれ、市内でロボット産業に関心のある企業18社が参加した。
これは、昨年4月に発足した藤沢市ロボット産業推進プロジェクトの一環。市内企業を対象に全5回の講座を通して、認知度を向上させ、ロボット産業への参入を促そうというもの。
初開催となったこの日は、認定NPO法人ロボティック普及促進センター理事長の小林賢一氏が講師を担当。小林氏は「初回は分かりやすいところからスタートしたい」と、最初にロボットの歴史や現在のロボット産業を紹介。自動運転やドローン、3Dプリンターなどの例を挙げながら、ロボットを取り巻く社会環境の変化や現状、注意すべき点、世界の動向などロボットビジネスの基礎を体系的に解説した。
参加した企業からは「面白く聞けた。勉強することが多い」「これから知識をつけていきたい」などの声が聞かれた。
藤沢市は、2013年2月に国から「さがみロボット産業特区」として指定を受けている。これまで、ロボット関連企業に対する支援の拡充や、コミュニケーションロボット、災害対応救助ロボットなどの実証実験を行い、市民生活の質的向上と地域経済の発展を目指している。
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