今年で61回目となる「神奈川県広報コンクール」の審査結果が1月19日に発表され、藤沢市広報課の「『ふじさわ情報ナビ』ときを越えた感動を!市民総ぐるみで輪を広げる」=写真=が、映像部門で優秀賞を受賞した。
「ふじさわ情報ナビ」は、地元ケーブルテレビJ:COM(デジタル11チャンネル)で毎日4回放映されている20分間の藤沢市広報番組。毎週月曜日に内容が更新される。
今回受賞した映像は、2020年東京五輪のセーリング競技会場が江の島に決定したことを受けて企画・制作し、昨年8月24日から30日に放映されたもの。五輪に向けた市民の取り組みや期待の声、セーリング競技の説明、1964年の東京五輪江の島会場に関わった市民や聖火ランナーを務めた鈴木恒夫市長のインタビューなどを収録している。
広報課では毎週同番組を担当する3人の職員が企画会議を行い、テーマや取材先を選定。J:COM湘南が行う撮影にも同行している。
担当する同課の伊藤雅浩課長補佐は「広報紙と比べて伝えられる情報量が多く、楽しい」。船野優人さんは「情報を広く知ってもらうため、旬で良いネタを探すのには毎回苦労する」と明かす。受賞した映像には「五輪を契機に藤沢市が発展してほしい」という思いを込めたといい、「言いたいことを取り上げた映像で受賞できたのは嬉しい」と喜ぶ。一方で「賞を狙っていたわけではないので、市民の方から『見たよ、ためになったよ』と言ってもらえることのほうが100倍嬉しい」と制作者としての思いを覗かせた。
同番組のDVDバックナンバーは同課で貸し出しも行っている。
県広報コンクールは2015年1月から12月までに発行、発表された広報紙、広報写真、映像の3媒体(5部門)が対象。各市町村からエントリーされた広報作品を学識経験者と報道関係者で構成する審査会が審査し、入選作品を決定した。
映像部門には8作品のエントリーがあり、2作品が入選した。藤沢市が同部門で優秀賞を獲得したのは13年に続き2回目。表彰式は2月3日(水)に川崎市産業振興会館で行われる。
DVDの貸し出しなどの問い合わせは同課【電話】0466・25・1111(内線2121)へ。
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