新人看護師の育成を目的に藤沢市医師会が中心となり進めている「湘南ナース」養成プログラムが4月21日、湘南看護専門学校で始まった。
今年看護学校を卒業した新人看護師46人が参加。今後3年かけて研修を行い、各病院の中核を担う人材に育てていく。卒業した看護師には、その実力を認める意味で「湘南ナース」という肩書が与えられる。
この日は、「院内感染予防の基本」をテーマに、医師の講義と、手洗い、防護具の着脱、注射針の廃棄方法などの実習が行われた。
参加した看護師は「同期の仲間と再会できて嬉しい。3年間、共に勉強を頑張っていきたい」と感想を話していた。
同看護学校の上山悦代校長は「看護学校で学ぶことと病院での仕事には違いがあり、そのギャップに苦労し1年目で辞めていく人も多い。このプログラムは、同期の仲間と共に学び成長できる場所になり、知識や技術の向上だけでなく、離職の解消にもつながる」と期待していた。
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