鵠沼伏見稲荷神社(田村進宮司)で4月16日、「鵠沼和貴水(わきみず)感謝祭」が執り行われた。祭典は神社境内に湧き出る御神水への感謝とともに、今後も良い水が湧き出るようにと毎年実施されており、21回目を数える。
和貴水は、1994年に御鎮座50年記念事業で深さ30mの井戸を掘った際に、豊富な水脈にあたり、湧き出したという。
当日は晴天に恵まれ、祭典では「献茶の儀」のほか、野点も合わせて行われ、参加者らは和貴水で入れた抹茶や煎茶などを楽しんでいた。
田村宮司は「23年間、絶えることなく水が湧き出ているのは神様の思し召し。この先10年、20年と、この祭典と水が枯れないように祈りたい」と語った。
ミネラル豊富な自然水である和貴水は、毎日午前5時から午後10時まで給水できる。
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