日本大学藤沢高校演劇部が、10月1日(日)に県立青少年センターホール(横浜市西区)で開かれる「神奈川県学校演劇交流フェスティバル」に、優秀校として出演する。
同フェスティバルは、青少年センターが主催し、演劇に打ち込む生徒の創造活動を促進する目的で開かれているもの。毎年、その年に活躍している県内の高校と中学校から1校が優秀校に選ばれ、演劇を披露している。
同部は、部員数41人。「パフォーミングアーツ」をモットーに体を使って表現するレッスンに励んでいる。阿部楓子部長(2年)は「部員たちは、歌って踊って演技することが大好き。明るく元気いっぱいが特徴」という。
上演する物語「EVERY LITTLE STEP」は、その部員たちの等身大の悩みや喜びを描こうと顧問の佐藤至亮教諭が書き下ろした。舞台は高校の演劇部で、役名や年齢などは演じる本人と同じ設定。高校生最後の文化祭の日程が変更になり、受験勉強か部活のどちらかを選ばなければならない生徒の悩む姿を描いた。
阿部部長は「役と同じ心情になりやすく演じていて楽しい」と話し「大きな舞台で演じることは嬉しい。今ある課題を全て克服して一番良い状態でお客さんに届けたい。自分たちにしか出せないエネルギーを感じてほしい」と意気込みを語った。
当日は、中学校の部門で代表に選ばれた横浜市立日吉台西中学校演劇部が出演するほか、藤沢市出身の劇作家・オノマリコさんら3人が、学校演劇についてのシンポジウムも開催する。 時間は午後1時から4時30分。入場無料。
問い合わせは青少年センター舞台芸術課【電話】045・263・4475へ。
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