辻堂の大型商業施設「テラスモール湘南」は、2月上旬から2011年の開業以来初となる大規模リニューアルを開始する。新店舗が順次開店し、4月下旬にグランドリニューアルオープンする予定だ。
今回のリニューアルでは、湘南エリア初出店となる37店を含む77店を新たに導入するほか、既存の40店を移転・改装し、約280店のうち約4割となる117店を一新する。
開業6年での刷新について同施設では、「開業時は年商400億円を想定していたものの、15年に最高売上の540億円を達成し、当初の見立てよりマーケットが大きく、質が高かった。マーケットの選択を広げ、より幅の広いニーズに応えていくことを考えて、今回のリニューアルに取り組んでいる」と話している。
また、一部共用部をリニューアルすることで、当初から提案してきた生活交流拠点「サードプレイス」としての機能をさらに充実させるとしている。
都市型ファッション誘致
湘南エリア初出店となる、高感度の都市型ファッション・雑貨のセレクトショップのほか、海外ブランドを新たに誘致。メンズファッションのショップも10店導入し、男女ともに楽しめる専門店をそろえる。
また、2階エントランスゾーンには、コスメとジュエリーの店舗を集結させ、辻堂駅直結の施設としてファッション機能強化と、更なる利便性向上をめざす。
3階には、豊かで上質な湘南ライフを充実させる「くらしテラス(仮)」を設け、既存の家具や雑貨6店舗を移転リニューアルして集積する。暮らしに関する商品の提案のほか、中央にはフリースペースを設け、ワークショップやトークショーなどを開催していく。
地元の名グルメ店も
3階フードコートには、名店「ローストビーフの店鎌倉山」をはじめ、藤沢名物のバラ丼を味わえる「里のうどん」、茅ヶ崎のカレー店「GARA 中海岸」が新たに登場。コート内の座席を100席増設する。
同施設の16年度(16年4月1日〜17年3月31日)の売上高は約520億円、来館者数は約2300万人だった。
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