昭和6(1931)年に建てられた「旧榎本米店」の母屋と内蔵を活用した「蔵まえギャラリー」(藤沢630の1)で企画展「蔵まえ米寿祭」が始まった。当時の米道具や昭和初期の写真などを展示し、往年の光景を伝えている。6月17日(日)まで。
同ギャラリーを拠点に活動する「湘南藤沢文化ネットワーク」(佐野晴美会長)が企画した。
展示品は榎本家や地域住民、市などが所蔵するもの。昭和初期の「米価年暦」や米の品質を調べる「サシ」、升のほか、火鉢や黒電話、重箱なども並べ、当時の生活風景を再現。土間では昭和初期から中期に近隣で撮影された建物の外観写真約30点や軍服、マント、明治期の古新聞も展示した。
佐野会長は「昭和の雰囲気を感じてもらえたら。日替わりでイベントも行っているので、気軽に足を運んで」と来場を呼び掛けている。16日(土)午後1時30分から「使い継がれるたてもの」と題し、専門家を招いたシンポジウムも予定されている。
午前10時から午後5時。入場無料。問い合わせは同ギャラリー【電話】0466・25・9909へ。
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