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地道な活動実り「はす池」復活 今年も3千輪咲き誇る

社会

掲載号:2018年6月15日号

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池一面に咲き誇る舞妃蓮(上・6月12日撮影)と浮草を駆除するメンバーら(12年11月=写真提供)
池一面に咲き誇る舞妃蓮(上・6月12日撮影)と浮草を駆除するメンバーら(12年11月=写真提供)

 鵠沼はす池が「舞妃蓮(まいひれん)」とともに復活を遂げてから4年。今年も3千輪越えとさらに数を増やし、見頃を迎えている。市民団体「はす池の自然を愛する会」が、荒れていた池の整備を続けて44年。会員をはじめ、地元住民らの地道な活動が実り、今では一面に蓮が咲き誇っている。

 本鵠沼駅から商店街と住宅街を抜けると、木道が現れる。第2はす池を横目にさらに進むと咲き誇る舞妃蓮が視界いっぱいに広がった。草木の香りが広がり、初夏の日差しが差し込む。

 戦前、蓮田が洪水によって池になったとされるはす池。ゴミの不法投棄などで荒れていたが、住民と市の職員が清掃を開始したことをきっかけに1974年に「はす池の自然を愛する会」(武井創代表)が結成された。

 だが、2008年に特定外来種である浮草「アゾラ・クリスタータ」が大発生。蓮が咲いていたかつての風景をよみがえらせようと、本格的な除去活動を開始した。日々試行錯誤しながら除去活動に励むが、12年には浮草が再発生し、池は真っ赤に埋め尽くされた。毎日すくい取り、池の周りにまで繁殖していた浮草をボンベ200本以上を使いガスバーナーで焼くなどし、約8年の年月をかけて池を元の状態に戻した。

 08年に同会の会長に就任した武井さんは、6年間、仕事の合間をぬって朝、昼、夜とほぼ毎日はす池に通ってきた。夏場は何度か熱中症になり、冬場は氷が張っている池に長靴で入り、ぎっくり腰になったこともある。「何事も続けることが大切」と話し、今でも蓮のピーク時には毎日通うという。

 14年に3輪の開花に成功。15年には、たらいから移植し、91輪が花を咲かせた。その後、雑草を抜き、手入れを進めると急成長。咲く面積も広がり、16年には一気に2700輪、17年には約3千輪が開花した。

 17日には第1はす池で午前9時30分から11時30分に観賞や撮影会などを行う「観蓮会」が開かれる。

 問い合わせは武井さん【携帯電話】090・8566・0990へ。

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