藤ヶ岡中学校女子バレーボール部が、今月2日と9日に県内各地で開かれた県中学校選手権大会で46年ぶりの優勝を果たした。粘り強い守備と息の合った攻撃で県の頂点に立った。
同大会は、県内8地区の予選を勝ち抜いた128校が出場。県ナンバーワンを目指し、熱戦を繰り広げた。
藤ヶ岡中は初戦から5試合をストレート勝ち。続く準決勝の西高津中(川崎市)戦は、大竹寿弘監督が「あまり得意な相手ではなかった」というように試合は終始ポイントをリードされる展開で苦戦を強いられる。セットカウント1対1から勝負の第3セット。粘り強いレシーブと息の合った攻撃でセットを奪い勝利。決勝では湘光中(大井町)を、ストレートで下し、優勝をつかみ取った。
切磋琢磨し合い
同部は部員24人が所属し、「闘魂」をスローガンに掲げ、日々練習を重ねている。キャプテンの齋藤夏瑞さん(3年)は「選手同士で良いところも悪いところも率直にアドバイスを送り合っている」と話し、切磋琢磨しながら力をつけている。
持ち前のレシーブやブロックに加えて時間差攻撃や、おとりを使って相手を惑わしアタックを決めるサインプレーなど息の合ったコンビネーション攻撃も武器のひとつだ。
目指すは全国大会
チームが目指すのは全国優勝。昨年は関東大会で惜しくも敗れ、今年にかける意気込みは強い。全国大会は7月の県総体でベスト4に入り、8月の関東大会でベスト8に残ることが条件。大竹監督は「目標を掲げ真剣にバレーに取り組む部員たちを自分がしっかりサポートしていく」と話す。今大会の優勝で弾みをつけ、全国を目指す。
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