藤沢市北部最大級のイベント「湘南台ファンタジア」が10月27日(土)と28日(日)の両日、湘南台駅周辺で開催される。今年は開催20周年。これを記念した新企画も登場する。名物のパレードでは「昨年台風の影響で中止になった分も含め熱くする」と同実行委員会(露木延茂会長)は意気込んでいる。
湘南台ファンタジアは小田急線湘南台駅に相模鉄道、横浜市営地下鉄の乗り入れと地下通路が完成した1999年に初開催。以来、「夢からはじまる文化創造」をテーマに、地元商店会や自治会、有志らによる手作りのイベントとして毎年盛大に催されている。現在では、その規模は藤沢市北部最大級といわれるまでに成長し、来場者は12万人を超えるという。
20周年を迎えるに当たり鈴木恒夫藤沢市長は「地域で育んできた魅力あふれる文化が、未来に向かいさらに発展していくことを期待しています」などとコメントを寄せた。
また実行委の露木会長は「3路線乗り入れの1年限りの祝賀行事でした」と当時を振り返るとともに「地域の皆さんのご支援、ご協力で、20周年を迎えることができました。心より感謝したい」と話した。
ファンタジアの目玉は2つ。およそ700人が練り歩くパレードと約60団体が登場するステージだ。
パレードでは浅草サンバカーニバル連覇中の「G.R.E.S.仲見世バルバロス」など上位入賞チームが華やかに登場するほか、地元伝統の湘南台音頭やエイサー、子ども鼓笛隊、チアなどが沿道を大いに盛り上げる。
ステージは湘南台公園と原谷公園に設置。今回で7回目の出場となるアイドルグループ「バクステ外神田一丁目」をはじめ、地元で活躍するアーティストや地元のダンスや太鼓、フラのグループが練習の成果を披露する。さらに今年はファンタジアでは初の女子プロレス団体が登場。子どもたちに勇気を与える熱い試合を見せる。
また今年は20周年企画として、鉄道会社とコラボレーション。駅地下広場で子ども向けの鉄道員なりきり・撮影ブースができるほか、珍しい小田急線、相鉄線のプラレールが走る。
その他、27日、湘南台文化センターせせらぎ広場では地元3大学による「大学協力祭」も開催される。
詳細は同イベント特設サイト(「湘南台ファンタジア」で検索)か、同実行委員会事務局【電話】0466・52・6950へ。
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