意見広告大山富士男 防災行政無線は増設し、放送は災害時のみにすべき
藤沢市では、防災行政無線を使って「行方不明者のお知らせ」を行っていますが、これは見直すべきです。大音量の放送は夜勤や病気で寝ている人にとっては迷惑ですし、早期発見に繋がるのか、効果も疑問です。時代が変わり、タグとアプリとスマートフォンがあれば、行方不明者を探す技術もできました。
また、防災行政無線は市内の一部地域では聞き取りづらいか、全く聞こえないという現状もあります。いざという災害時に備え、無線の数は増やすべきですが、放送は災害時のみか光化学スモッグなど皆に関わる時だけにすべきと考えます。私は直接藤沢市に訴えましたが、聞き入れてもらえず「もっと音量を上げる」とも。議会から動かすしかありません。
一本松踏切に跨線橋設置を
藤沢市内には、鉄道の遮断機が長時間にわたって上がらない「開かずの踏切」がいくつかあります。中でもよく知られているのが、駅西側にある「一本松踏切」と東側に位置する「鎌倉道踏切」でしょう。一本松踏切では、朝の7時〜8時頃まで30、40分も踏切前に回送電車が停車しており、周辺住民は不便を強いられています。
東海道線沿いの「藤沢駅辻堂駅線」は藤沢市道であり、これは藤沢市が取り組むべき問題です。幅が広い踏切を、高齢者やベビーカーが安心して渡れるよう地下道やせめて跨線橋(こせんきょう・歩道橋)を増やすのに協力すべきではないでしょうか。費用はかかりますが、県を通じて国土交通省から補助金(申請の仕方で交付金)が出ます。
住民目線に立った交通網の整備も、議会が行政に働きかけるべき課題です。
大山富士男
能登地震に学べるか。3月29日 |
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