力士たちの迫力ある真剣勝負が繰り広げられた
毎年恒例の大相撲春巡業藤沢場所（最上重夫勧進元）が13日、秋葉台文化体育館で開かれ、横綱の白鵬や鶴竜、遠藤といった人気力士が熱戦を展開した。
１９９０年の初開催から満員を示す「札止め」が続いている同場所。27回目となる今年もおよそ約５３００人の観客が詰めかけた。あいさつに立った勧進元の最上さんは日本相撲協会、地域関係者や場外で行われている献血、骨髄バンクへの参加者に感謝を述べるとともに「若手力士が育ってきている。ぜひ応援を」などと話した。
この日、一番の盛り上がりを見せたのは巡業名物となった幕内力士16人によるトーナメント戦。横綱や大関といった力士が出場し、本場所さながらの真剣勝負を繰り広げ、観客らを熱く盛り上げた。
優勝は横綱鶴竜。決勝を含む４戦とも安定した強さを見せつけ、決勝戦を制すると、会場からの万雷の拍手を浴びていた。
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