藤沢市はこのほど、民間事業者の人工知能(AI)による技術を活用し、鈴木恒夫市長が多言語で観光PRする動画を作成した。東京五輪セーリング競技開催などに伴うインバウンド(訪日外国人観光客)増に向けた観光施策の一環で、誘客に役立てる。
動画は日本語に加え、英語、フランス語、中国語(普通語・広東語)、韓国語、タイ語の6カ国語に対応。映画やアニメの「アテレコ」と同様、日本語以外は別人が吹き替えしたものだが、口元の動きをAIが補正することで市長が流暢に外国語を操っているように見える。
インターネットサービスなどを展開するIT企業の天喜ジャパン(東京都目黒区)が開発。同社によると導入例は全国の自治体では初という。
鈴木市長は「『藤沢』という単語を8回使用している。最新テクノロジーを活用し、国内だけでなく、海外での知名度向上に役立てたい」と話した。
動画は1分程度。動画投稿サイトの「YouTube」や多言語版公式観光ウェブサイト「Discover FUJISAWA」などで配信している。
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