藤沢 経済
公開日：2020.03.06
「農家に寄り添う」モットーに
自慢の焼き芋が特別賞
よっしーのお芋屋さん
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「安納黄金」を持つ吉川さん
藤沢本町駅近くの「よっしーのお芋屋さん」が、２月21から24日にかけさいたまスーパーアリーナけやきひろば（埼玉県さいたま市）で初開催された「全国やきいもグランプリ」に出場し、「山川名誉実行委員長賞」を受賞した。
さつまいも博実行委員会が主催し、全国から18店舗が参加。各店は会場で自慢の商品を販売し、来場者約５万人の投票から６賞が選ばれた。店長の「よっしー」こと吉川ゆうじさん（47）は「全国の店が一堂に会し焼き芋の魅力をアピールできうれしい」と話した。
モットーは「農家さんあっての焼き芋屋」。一般的なサイズ指定の買い付けではなく、大きさや形を問わず、できる限り全てのさつまいもを購入する。会場でも評判となった、白い焼き芋「ホワイトスイート」などこだわりの品揃えは、農家を支援しながら経営する独自スタイルが可能としている。
品種や、大きさ、形によって焼き方を変えることで、それぞれの美味しさを引き出す。「これも農家さんに収穫や熟成のアドバイスをもらったりすることで実現できる」とにっこり。
４月に横浜へ移転
２０１３年11月に開店し、約６年。「焼き芋から笑顔に」を掲げ、市民病院の見舞客や親子連れなど多くの人に愛された同店が、今年４月に横浜市洋光台に移転する。吉川さんは「場所を変えても笑顔を届け続けたい。ぜひ遊びに来て」と呼び掛けた。
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