お年寄りやママ達のサポート、子どもの居場所に――。地域活性を目的とした長後シェアハウス(高倉641の8)で先月10日から新たな取り組みが始まった。
毎週月曜日に開かれる「長後ばあちゃん家〜パウンドメメ地域のお茶の間」。ばあちゃんこと日下部冨士子さんがパウンドケーキを販売しながら一日滞在し、話し相手や子どもの見守りなどを担う。利用料はなく、募金制で飲み物などが置かれ、自由に過ごせる居場所として解放している。
日下部さんは、大和市内の福祉施設で管理栄養士として25年勤めあげ、2年前から「品質のいいおやつを提供し、食に対する意識を啓蒙できれば」と有機オートミールなどを使ったパウンドケーキの通信販売を始めた。友人の縁もあり、地域の役に立つならと毎週通うことを決めた。「居場所と思ってもらうには時間がかかるかもしれないが、ふらっといらしてもらえたら」と温かいまなざしを向ける。
開催時間は毎週月曜の午前11時から午後7時。主催する長後ファイト実行委員会の高見広海さんは「ゆくゆくは子どものための放課後食堂などもできれば」と話し、別の曜日での滞在者も募っている。問い合わせは【携帯電話】080・3428・8792へ。
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