県政報告その４ 県警 最先端ＡＩ技術で安全な街へ 神奈川県議会議員 国松 誠
つい最近までフジテレビで放映されていた「絶対零度」というドラマをご存知ですか？
先ごろまでシーズン４が放映され、沢村一樹さんが主人公となったシーズン３以降では、「ＡＩ（人口知能）ミハンシステム」を活用し、これから起こりうる犯罪を察知、防止する未然犯罪捜査班が中心に活躍する物語となっています。
注目はこのシステム。これはドラマの設定で、フィクションのように思えますが、実は未来の話でも空想の話でもありません。
過去の犯罪の事例をデータ化、分析して地図上に反映させることで、発生の高い地域を重点的にパトロールしたり、犯罪者の行動を予測するなど捜査に役立てることができるコムスタットと言われるシステムがすでに存在します。初導入は１９９３年のニューヨーク市警ですが、２０１０年、神奈川版コムスタットとして、他の都道府県に先駆けて神奈川県警も導入。ビッグデータを駆使し、犯罪検挙に成果を上げてきました。
今、県警では、犯罪の未然防止や検挙の精度をあげることはもちろん、交通事故の抑止を目的にこれをさらに進歩させる取り組みが始まっています。産学官が連携し、ＡＩ技術を追加搭載した新たなシステムの研究です。安全、安心の街づくりに向け、大いに期待したいと思います。
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新型コロナウイルスの感染が拡がっています。県としての対応を急いでるところですが、県民の皆様におきましても危険箇所への訪問を控え、手洗い、うがいなどの励行をお願いします。
また県の専用電話相談窓口（【電話】０４５・２８５・０５３６）もございますので、ご活用くださいませ。
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