藤沢市教育委員会は1日、江の島天王祭(八坂神社例祭・保存会会長秋岡伸一さん)を市の重要無形民俗文化財に指定した。
同祭礼は、江戸時代、八坂神社(江島神社境内社)の対岸の腰越で祭られていたご神体が大波に流され、後に江の島の漁師がすくい上げて祭ったことから始まったとされる。
毎年7月の第2日曜日にこの伝承を再現し海中渡御=写真=が行われる神幸祭と、その5日前のご神体の仮宮出御から始まる一連の祭事が天王祭と呼ばれる。神幸祭ではご神体を載せた神輿が江島神社辺津宮から参道を降り、弁天橋から海へ。その後、腰越まで渡御、小動(こゆるぎ)神社の神輿と合流する。
市の指定文化財はこれで83になった。市内にはこのほか、国指定9、県指定13の文化財がある。
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