藤沢版 掲載号:2020年5月15日号 エリアトップへ

(株)新江ノ島水族館の代表取締役社長を務める 堀 一久(かずひさ)さん 片瀬海岸在勤 54歳

掲載号:2020年5月15日号

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地域と手を携え

 ○…年間約150万人が訪れる新江ノ島水族館。新型コロナウイルスの感染拡大で首都圏にある大型観光施設の休業が相次ぐ中、県内では他に先駆けて休業に舵を切った。それから早2カ月。いまだ再開は見通せない状況が続くが、「必ず晴れる日はやってくる。今はお客様と社員の安全が第一」と前を向く。

 ○…前身の江ノ島水族館の建て替えに合わせ、2004年に代表取締役社長に就任。祖父が創業し、母が育てた水族館の3代目として経営を引き継いだ。建て替えは、当時全国でも例がなかった民間資本を活用したPFI事業。社運をかけた一大事業でもあった。新たに運営会社の共同事業体をおこすにあたり、求められたのは抜本的な組織改革。社員が役割を分担し、ステークホルダー(利害関係団体)の要望に応えられるよう、旧来の組織体制を刷新した。

 ○…元銀行マン。観光産業の一翼を担う企業として、地域の活性化にどう寄与できるかが信条の一つだ。03年と05年には「観光地片瀬江ノ島の玄関口を考える会」の事務局として、殺風景な片瀬江ノ島駅前を国際的な観光地にふさわしい空間に整備するよう有志とともに知事や市長に提言。それらは現在、市の観光施策にも生かされており、「少しは声が届いたのかな」と目を細める。

 ○…昨年11月には商議所副会頭に就任。コロナ禍は、県内屈指の観光地である江の島や湘南海岸に甚大な影響を与えており、健全な経済活動再開が可能か懸念する。期待を寄せるのが、市が独自に支援策を打ち出す「藤沢モデル」。「我慢を重ねれば限界がくる。市には全国の動向に合わせるのではなく、地元の実情に合わせて判断してもらいたい」。企業家ではなく、いち地域人としての願いが口をついた。

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