藤沢市は1日、希望しても認可保育所などに入所できない待機児童(4月1日現在)が昨年度より144人少ない20人だったと発表した。集計の定義が複数回見直されているため単純比較はできないものの、市によると過去最少という。
市は昨年度、新たに6カ所の認可保育所を新設したほか、再整備を実施し、477人の定員拡大を図った。また1・2歳児の受け皿確保策として▽新規開設保育所の空きスペースなどを活用した「年度限定保育事業」▽公立保育所の受け入れ枠拡大▽入所保留の保護者への丁寧な情報提供▽育児休業中の保護者に対する保育の緊急性の意思確認―などを実施。これらの取り組みが奏功したと分析している。
市は今年度も小規模保育事業を含む13の施設を整備する方針で、すでに新設などが決まった施設の定員を合わせると計746人の拡大を見込んでいる。
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