湘南台地区の自治会を中心に、社会福祉協議会などで構成される「地域6団体連合会」(神山孝雄会長)は、地元にある2つの商店会を応援しようと、マップなどを掲載したチラシを作成した。8月下旬には、地域内33自治会を通して、1万部余りを配布する。
同連絡会は、公平性の観点から原則、商業への支援をしない。しかし、湘南台商店連合会と湘南台東口商店街が、巨大地球儀にコロナ禍を乗り越えるメッセージを投影する事業を支援してくれたことや、現在、経営的に苦境に陥っていることなどから支援を決定した。
地域の人たちに地元商店を知ってもらおうと独自にチラシを作成。商業目的では使えない市政だよりなどを配布している自治会配布ルートを「地域支援活動」として活用し、各戸に配ることとした。神山会長は「商店のみなさんも地域の一員。一丸で乗り越えていく時」と話した。
東口商店街の滝上航太理事長は、いまだコロナ以前の客足が戻ってこない状況を踏まえ「地域商店は安心して来てもらえるよう対策をしている。このようなチラシで来店を促してもらえることは大変ありがたい」と話した。
チラシには西口、東口の両商店会の店舗名を紹介するほか、テイクアウトサービスをしている店舗や、詳しく店を知りたい人へ向けて会のホームページのQRコードも掲載されている。神山会長は「ぜひ保存版に」と呼び掛けた。
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