藤沢市はこのほど、小田急線藤沢本町駅と江ノ島電鉄江ノ島駅周辺の駐輪場を有料化するほか、新たに施設を整備する方針を明らかにした。関連事業費として9月補正予算案に約4億6千万円を計上。防犯面や受益者負担の公平性などを考慮し、利用環境の向上を図るとしている。
藤沢本町駅は、600台程度収容可能な有料駐輪場を新設予定。広さは約1000平方メートルで再来年度の供用開始を目指す。現在、予定地近辺には4カ所、計約1000台収容可能な市営の無料駐輪場があるが、状況をみて有料化や閉鎖を検討していくという。
江ノ島駅周辺は、既存の洲鼻(すばな)公園北側に位置する広さ約700平方メートルの「第3自転車等駐車場」の有料化を予定。自転車と125cc以下のバイクの駐車が可能で、収容台数は250台減らし約200台とし、来年度の供用開始を目指す。江ノ島駅周辺には、3つの駐輪場があったが、小田急線片瀬江ノ島駅の改修に伴い、今年6月に同駅近くの第1駐輪場にゲートを設置するなど有料化。第2は閉鎖されている。
市は2014年に、自転車の快適な利用環境づくりを目的に「ふじさわサイクルプラン」を策定。これに伴い、駐輪場の有料化・機械化も進められている。現在、市営の駐輪場は33カ所。うち24カ所が有料となっている。
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