藤沢市を東京五輪のホストタウン登録している中米エルサルバドル共和国が23日、市内の医療従事者へ特産のコーヒーを寄贈した。
15日に開かれた中米7カ国が参加する中米統合機構(SICA)の友好式典で、日本との交流に感謝を伝える目的で決められたもの。それぞれの国がホストタウンとなる自治体の新型コロナ対策の最前線で戦っている医療従事者へ「一息ついてもらおう」とコーヒーを贈った。
当日は、同共和国のマルタ・リディア・セラヤンディア・シスネロス特命全権大使が市役所を訪れ、コーヒー40袋(1千杯分)を鈴木恒夫藤沢市長に寄贈した。
セラヤンディア大使は「残念ながら東京五輪は延期になってしまったが、このコロナ禍で市民の健康を守っている医療従事者の方々へおいしいコーヒーを届けたい」とコメント。鈴木市長は「忙しい中、ほっと心を落ち着けることができるのではなないか。大変喜んでもらえる。ホストタウンとしても一生懸命やりたい」と話した。
セラヤンディア大使は大使になる前から市内の小学校で教鞭をとるなど縁があり、2014年には市から消防車の無償譲渡などでも貢献した。
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